これは。。。楽しみにしていただけある。 斉藤美奈子さんの書評どおり面白いぜー。去年は『女教師は二度抱かれた』を読みつつ 大爆笑していたが、今作は爆笑というよりか「more thanじんわり地獄」というか、読み終えたときのじっとり首筋に蛭かなにか貼り付…

モンキービジネス 2009 Spring vol.5 対話号作者: 柴田元幸出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2009/04/20メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 30回この商品を含むブログ (66件) を見るこの号の古川日出夫を聞き手とした対談で、村上春樹は※こう言…

アレグリアとは仕事はできない作者: 津村記久子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (83件) を見るいやあ今作も、原題の『コピー機が憎い！！』にまんまある通りの、一台の（きまぐれ…

二百回忌〜タイムスリップ・コンビナート〜なにもしてない〜極楽〜母の発達〜レストレス・ドリームと読む、ここ最近だった。（順不同だし色々と読んでいない重要作があるけどこれから。 地元の図書館にはほぼ全作品あるので） どれも好きだ。母の発達はほん…

◆受賞作となった『ポトスライムの舟』が掲載されている群像１１月号をアマゾンで買って、 つい昨夜に読了し終えたばかりだった。 今日夜七時のNHKニュースで受賞を知って、もうファンとして大変に嬉しい。 『ポトスライムの舟』は、三十歳を目前に迎えた、化…

大変面白かった。カソウスキの方は、読んでいて長嶋有『泣かない女はいない』を思い出してしまった。 （この本はやたら好きで、ふとしたときに文章のひとかけらをよく思い出す。） 作品舞台の場末感がよく似ている。 場末、とは言え暗さ一辺倒でもなく。長嶋…

って、いち（にわか）ファンとして大いに喜んでいるのですが、候補作『ポトスライムの舟』が未読なのであった。 いかん。一刻もはやく読まなければ！さて。夏のフェス後はホントに虚脱してたけど、冬フェスが終わってみりゃなんだか普通。 楽しみがなくなっ…

彼女について作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/13メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (97件) を見る心がへしゃげきったとき、なぜか手元にはよしもとばななの本がある。 なぜかって、自分で選んだ…

群像２００９年１月号に津村さんと松浦理英子さんの対談があって、図書館で読んでいたのだがそれがとてもとても面白く、 かつ深く共感するそれだったので、早速津村記久子さんが今年の野間新人賞をとった『ミュージック・ブレス・ユー！！』 とデビュー作で…

小学生日記 (角川文庫)作者: 華恵出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/07/23メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 531回この商品を含むブログ (96件) を見るこの本の存在や作者のhanaeさんを知っていながら、なぜ手に取ることがなかったんだろう。 なんだ…