煩悩に振り回されて、夏。

というわけで今年のフェス・シーズンも無事終了しました(遅)。さすがに三日間も休める仕事じゃないしってことで二日間参加にしてあったにも関わらずメキメキ痛む体に自分がもう若くないことを痛感した。が、大丈夫。それなりの工夫で乗り切れた。RIJがひたちなかでやってくれていることに本当に感謝するよ。電車で行けて、日帰りできて、しかも超重装備でなくても参加できるんだもの。ありがとうJAPAN。ジャパーン。
大切な行事が終わっちまったのでなんだが仕事以外は腑抜けというか、ブルージーなだらだら振りだったんだが昨日あたり(もういちど言おう、おっそ!)やっっと抜けた。今年のフェスの収穫はなんといってもフジファブリック。なんでこんな良いバンドを今まで俺はスルーしてたんだろ?!というショック。もちろん志村氏の訃報は知っていたし驚いてはいたけど、有名な曲くらいは知ってたレベルだったのでその音源を手に取ったことがなかった。最近スペシャのZAPで『会いに』がかかっていて「なんか新ボーカルこの人(総くん)でやるのね。。。へえ」と最初思ってたんだけど何回も見るうちに好きになってきてしまって(そう俺はスペシャっ子)、今年、フェスで観ました。レイク。そしてガツーんとハマってしまいました。超ーかっこいいじゃんこのバンド!事変のトシちゃんもカッコよかったなぁぁ。家に帰ってすぐにアマゾンでフジフジ富士Q買いましたよ。そして・・・泣きました。
あとはte´だ。観るのって二回目だけど新体制の彼らもまたカッコよかった。河野さんのニヤニヤ振りがなんか面白かった。hiroさんってあんなにカワイイ感じ(?)なのにすごいのよね。「また来年も来たいなー」って、来てよ!待ってるから!萌えきゅん発言とギターテクがミスマッチで凄すぎでしょ(笑)メンバーみんなが「音楽ができる喜び」に満ち溢れてて、観ていてほんとに幸せな気持ちになれた。シネスタ辻くん乱入っていうか助太刀もいかしてたよ。残響の絆って強いのね。会場でアルバム買って今もずっと聴いてます。
夏の魔物」ZAZENBOYSは。。。
サウンドチェックでSI・GE・KIをやっとったね・・・もうガマンできません。去年はレイクだったけどフォレストのザゼンもいいよね。。。涼しかったし。もちろんカシオマンガン見!いつみても素敵。セトリの流れ的には鉄板的(日本語おかしい)、でもほとんどの曲のアレンジが鬼のように変わってて驚愕。リフマンとか今まで聴いた中で一番カッコよかったっす。ああ。見終わってすぐまたライブ行きたくなったよ。昨日eプラスで知ったけど10月に野音セッションあるっしょ。もう渡りに船っしょ!アンドかもねぎショット!!錯乱のあまり意味不明!
行きたい!!だってザゼンやってキモノスもやってアコースティックもって、向井様てんこ盛りやん(天湖森夜BYあーみん)But・・・その日友達の結婚式の受付なの。この身を二つに引き裂いて参加しようかな?
どう考えてもそんな超ハレの日にスプラッター受付が居たらクレイジーじゃん?
クレイジーデイズクレイジーフィーリーン・・・とりあえずDVDになることを呪詛のように祈り続けます。汗だくのカシオマンが映って無くてもぜったい(うん・たぶん)買いますからお願い神様向井様。あと何かのタイミングでサッドソングの曲を生で聴きたいなあ。。。
興奮のあまり忘れかけてたがユニコーンも良かった。Zの収録曲生で聴けてほんとに嬉しい。阿部さん歌ってるときほんっとセクシーだよなあ。好っきー。あと音源だけで判断して民生氏が歌ってるとばかり思ってた箇所を阿部さんが歌っていたということが判明。ビックリじゃ。特効の炎にもビックリ(笑)前後するけどチャラも良かったなあ。『やさしい気持ち』を歌い上げた彼女はいつまでもフレッシュな女神やったん。もう、忘れられない。
私の生涯一重要バンドエレカシ、『悲しみの果て』、希望のうた。泣きながら笑顔でシンガロングという竹中直人みたいな状態に(俺が)。
あとは9mm、一体なんだろうあの恐ろしい子たちは?おもしろテンションとか言ってた子はどこにいっちゃったの?滝きゅんの原型とどめてたの半パンだけだよね(ってヲイ。それでも嬉しい俺ってテヘ)今の彼らはキメキメにトガり過ぎて怖いほどだった。最終日トリ、マリーズかセカオワかで迷ってたのに9mmで疲れすぎて(!)私は帰りましたよ。もう笑顔で「やられた・・・」ですよ。ふ。まああれだ。『カモメ』が最高だった。鳥になるのよ あなたの胸まで たどり着くために。
つらつらとりとめなく書いたけど、とにかく!フェスブルーが抜けたのは昨日スパルタの解散ライブDVDの封をやっと開けたから。楽しすぎてフェス腑抜け→フジQDVD観てふっとぶ→志村氏の映像などをようつべで探しまくってしまう〜ネットうろうろ〜悪評などにアタる〜悲しいなか片寄さんの手記を見つけ、じんとしてネット探索をやめる→とりあえずフジ新譜の予約をしてから汚部屋を掃除する→聴いてない音源やDVDの大発見→フジQの冒頭のコウセイやっぱかっこよかったよなぁ。当日AX行って完全燃焼したけど未練で買った解散DVDいっちょ見てみよう→やっぱりコウセイはかっこいい。スパルタも。なんていいバンドなんだ。当日には分からなかったメンバーのあふれる笑顔。最後の最後のオーディエンスで合唱したシーンでやっぱりグッとくる。湿っぽさ皆無の、「大往生」の意味が腑におちた。そのうえで。
今はもうないバンドでも曲は残るし皆元気でやっているんだから。
と思ったら私の元気が出たのだった。
こうして、かつて音楽に救われたことのある私は、これからもいろんな音楽に救われ続けていく。
っつうことがよーくわかった2011年、愛なんかは少しは欲しいけどまぁそれはそれで・・・夏。終了。