私は怒りのあまり、股にフランスパンを挟み、猿がはにかんでいるような格好で部屋のなかをじりじり前進しつつ、

マキシマム ザ ホルモンというロックグループの楽曲を絶唱した。
町田康 『テースト オブ 苦虫6 おっさんは世界の奴隷か』より引用)

「町田先生も聴くのね!・・・その楽曲、やっぱ絶望ビリー?」