ZAZENBOYS TOUR MATSURI SESSION@水戸ライトハウス

◆ななななんとザゼンが水戸で観られるとは。いいのか?!凄すぎ。ありがとう向井さん。
虎の子チケットと500円だけ持って行ったから会場限定で売っていたDVD買えず。俺の馬鹿。。。
「また来ます、水戸」と向井さんは言っていた。
じゃあ待ってる!本能寺で(本能寺じゃねえし)ホントに来てね。年甲斐もなくまた行くから!
ライブスケジュールを観たら今週末(6/28)、彼等、野音だ。そうっとう良いものになるのだろうと確信。
くわっ。い、行きたい、やおん。いける人、マジうらやまC。音のひとかけらでも頂戴。
是非ぜひライブDVD化希望、マツリスタジオ様。

◆「マツリスタジオからやって参りました」
おお。例のロリータ眼鏡をお茶目に掛けた向井さんは幕張メッセで観ても数メートル先の至近距離で観ても、カリスマ性が凄まじい。
絶対的に正しいお父さんみたいな佇まい。なんというか威圧系の怖い感じはなくて、でも生み出す音楽はめっちゃ怖いよ(笑)
ドラム松下さんが全然私の場所から窺えなかったのだけど音圧がもう。体中にキた。
全然苦痛じゃない爆音。そんなものこの世にあるんですねえ。超気持ちいいんだもの。
デトックスやらエステやらそこら辺の男となんかするよか、ザゼンのライブを一回観ればいいじゃない。
◆ライブはシュガーマンで始まってリフマン(アンコール)で締め。新譜からたくさん演奏したけど、
どれもこれも音源と違うよお(驚愕!)ザゼンほどライブ盤の意味があるバンドって無いかも。
そのくらい、練りに練った四人の音の塊が「まさに生き物」で、どんどん進化していっているのだ。
ファースト、セカンド、サードからも演奏されたけど、ヒミツガール!これ、嬉しかった。
すごく好きなので。「墓場まで持ってく」って歌詞が特に。あるんですよ。そういう秘密。
向井さんはなぜあのように漢な感じなのに女心が分かるのか?
しかしこれも原型とどめてないぞ。一瞬たりとも気を抜けません。安眠棒、COLDBEAT、かっこええ。激シビレ。

中盤、「Asobi」の流れから今回の一番のわたしの目的、「Sabaku」が聴けて本当に嬉しかった。
心臓にささってる赤く錆びた釘をはーやく抜いて♪
ってシンガロングしました。ひとつ夢がかないました。大げさ?いやいや。心からすげえ嬉しかったさ。
あと途中から視界が急に開けて、ギター担当カシオマンがとてもよく見える位置になって、ずーっと彼ばかり
観ていました。だってカッコいいんだもの。まずね、あの服はどこで買うの?
じゃなくて!数年振りに男性がステキと思いましたよ。まず、出してる音と本人のクールな表情が全然ミスマッチなのがステキ。
歯を食いしばって弾く人もステキですけど。カシオマンの「しれっとしたお顔ですげえことやってる」
ってのが個人的にたまらなく魅力でした。ああ。綺麗な刺青。気合いを入れるように深く息を吐く。
カッコいい男を見放題ってもう幸せじゃのう。でへへ(以下自粛)
一日モノになれるのならカシオマンのギターになって弾き倒されたいね。心から!そう思った。
◆視線をメンバーと合わせて、ボーカルも各楽器もまさに居合い斬り!!のようにフレーズを繰り出していくのがザゼンですが、
それだけでなくメロディアスに聴かせることもやってくれるのだなあ、というのが今回観た感想。後者が特に嬉しい、私は。
居合い斬りとしんみりじわり、をどちらも聴かせるその手腕。とんがってるまま、優しさを感じた。
渋谷社長に「君は(リフ、というよりかは)本来メロディーの人じゃないか」と言われていていた向井さんですが、
開放したのかな、自分のメロディ。それをザゼンに落とし込む方法を見つけたのかもしれない。
「Daruma」のあとにやった「狸(うーむこれは新曲?)」のメロディライン、綺麗だった。じゅんときた。
遅れてきたナンバガファン(俺)のハートを鷲掴みよ。
今のザゼンは最強ですなあ。なんか、ライブに行くのは当分やめようと思ってたのに、全然そう思えなくなっちゃった。
ヤラレた・・・
また観たいな。今すぐにでも。そして早くも新作が待ち遠しくなった。