◆眠れない夜はなにをする?

と言われれば多分ひとつ。自分のクロゼットを開けて、初めて買った(厳密に言えば番組にハガキが当選して貰った)
宮本さんが海辺で顔に砂をつけてこちらを睨んでいる表紙のJAPANから、細美さんソロの最新号までをとびとびで、読み直す。
これは本気で時間を食うし冷静にみてもちと不毛な行動ではある。
部屋の片付けのときにバックナンバーを読みふけるのに似ているが、夜に読んでいる場合、しょっぱな割と精神状態は悪い。
顔つきもきっと暗いのではないだろうか。縋るように読んでいると思う。
音楽が好きで、そこからその好きになったバンドの人となりが気になって、語っていることを少しでもいいから知りたい。
聴いて、読んで、血肉にしてきた。
エレカシブランキー。ミッシェル。中村一義椎名林檎。シロップ。エルレガーデン
一番安心できる世界だからこそ深く潜る。
「ああ、このバンドもうこの世にないよ」
「こんな名言をぽろっと言っていたんだな」
「・・・えっ誤解してたこの人(バンド)のこと!」
最終的には自分も頑張ろうっと思って、じらじらと明るくなった窓の外を見ないふりで、寝ます。
みたいな。
中学生の時とやってること変わってない。


◆さて。エレカシのアルバム発売へ向けてのメディア露出がちょいちょい始まってるようですがスペシャのMUSIC UP DATEでは
驚愕の事実が。宮本先生お一人でマイペースなりに熱い感じのトークだったけど、前日出演した(うわ見逃してた)100s中村くんから
の質問に、テレビ的には本筋から離れたところで、先生、語る語る。
「彼の『金字塔』という作品がすごく好きで。名作だと思う。街の灯という曲も・・・(だいたいの意訳です)」
フェスで見かけても話し掛けられないという(シャイな)先生はここぞとばかりにこのタイミングで中村くんを褒めちぎっていた!
なんかすごく嬉しかった。「デビュー当時から天才と思った」わ、同時期に聴いていたんだ!
というか当時は朝エレカシ、夜に中村一義、って感じで聴いていたので個人的感慨が押し寄せた。
このふたり、対談してください〜。
なんなら今年のフェス号とかでさ(って発表もされてないのに。でもどちらもきっと、出ると予想!だって縁が相当深いのだし)
あとミュージックファイターも見た。石君がパパになったって(驚)、本当におめでとう。だから最近七三なの?←ん〜違うと思う。


◆ジャパン兵庫さんはいつも良い仕事。3/20のブログに津村記久子さんが。SIGHT次号にインタビューだって!嬉しい。
そしてそこでも驚愕の事実。作家になろうと思い決めたきっかけは『金字塔』だって。
もう。。。嬉し過ぎる。勝手に。つうかもう凄いよお。叫びたいくらいにそれだけで感動。
カレンダーに書いておきます。SIGHTは5/31発売です。早く読みたい!!!