9mm Parabellum Bullet @ 日比谷野外音楽堂!!

先行で取ったチケット握りしめ、もちろん新アルバムはフラゲして聴きまくり!
夏フェスでお披露目された曲もあったけど、生で聴けるこの日をホント待ってたのよ。

VAMPIRE

VAMPIRE

だいたいなんだあの2曲目『Vampiregirl』は!?
半端ねえ。
イントロの切り方がホワイトストライプスみたい。
で、チャッチャッチャッチャチャッチャラッチャッチャラ〜
ってギターフレーズ、前の資生堂のCMのインストみたい。
サビの「ユウァヴァンパイヤガ〜ル」*1
って、なんかANNA TSUCHIYA inspi' NANA(BLACK STONES)の『rose』のサビを彷彿とさせ(ない?)。
でも上記の三点なぞ本気でどうでもいいんです。これ私の主観だし。

はじめて聴いたときの高揚感といったら。
あんたら、すごいね(笑)
「おそろしい子!」(Byガラスの仮面
・・・否が応でも気持ちはアガリます。

というワケで。。。白山で眼鏡を作ったりなんだりしてたら
開演時間ぎりぎり。日比谷まで焦って行く。
おおあれがかのペニンシュラか。オサレな・・・。
飼い主との信号待ち中、知らんおっさんの肘にじゃれるゴールデンを横目に(なんで俺にこない)、
会場に着いた。着いたよ・・・!
すでに長蛇の列の物販にならぶ人々の熱気がすごかった。

男女比は特に、まあ半々だよね。年齢も、若い人だけじゃなかったし。
ライブハウスより落ーちー着ーく。
わたしはひとりで行ったけど、野音ってこんな良い場所だったんだ?なんて、
いかしたバックドロップ眺めて感慨にふけっていた。
野音って、シロップではじめて来たんだよなぁ。
その時は同じ10月だったはずだけど(台風きてました;)寒くて、緊張してライブ観ていたんだ。
張りつめた気持ちで。楽しいって感じじゃなかった。切実っていう感じだった。
今日は違う。良い意味で、気楽。
聴きに来てるバンドのテンションも明るいし。

この時季、もう始まる前から日は暮れていて、物々しい雰囲気。でも9ミリ聴きに来てるわけだから
場の熱気が半端無い。今これから、すげえアルバム作ってツアーに出る彼らのいい状況を確かめられるのは嬉しい。
さあ開演です。

始まりが『The World』!!いやあこれ聴いてグッと来たね。
これ聴いて9ミリ好きになったんだもん。演奏力は遙かに遙かに進化して。
もう手応え感じた。この日の野音が成功するってわかった。歴史の目撃者になれたことが嬉しかった。
2曲目投下は前述したあの『Vampiregirl』!!!
演出効果爆音にメンバーもビビる(笑)
躍るしかない。この曲のあとわたしの周りでは
「す・すげー」というため息があちこちで。。。私も。。。なにこれ?!おもしろ!おもしろテンション!!(by滝)
以下早くも(早すぎだろ)我を忘れ始めたのでポロポロ書く。

◆ドラムセットに銅鑼が置いてあったことにちょっとした「あれ?」っていうものがあったんですが、カズ中村先生がお叩きになって
おられました。先生はケモノの咆吼に加え、「やおんー」っと叫んでおられ(多分)それを聴いてがぜん萌えました。
◆たくろー氏のMCはどれもぽそっと放たれる名言なんだが、「泥水飲むようになっても応援して」っていうのが
ぴりっとして良かったです。
◆滝君は神ががったキタリストなのになんであんなカワイイの?笑顔バンザイ見てるといつも「滝、おそろしい子」って思います。
◆かみじょうさんは機関車っていうかキャタピラのようでした。人間なのか。

DVDが出るらしいですが*2、はやく見たいと思ってしまう。ツアーのチケットは取って無くて、ワンマンも次の日CDJだから行けまい。
観たばっかなのにはやくまたライブ行きたいって思う、そういうバンドに9mmはなったんだね。
同世代なのに親のような気持ちで(笑)たのしかった〜
今はとりあえず、前に録っておいたスペシャの映像観ながら、幸せな気持ちにひたってます。
毎年野音やったっていいんじゃない?ねえ。

*1:うちの母は「四番パイヤガー」って聞こえるらしいです。バッターか。そしてそんなバッターはいない。

*2:これにスペシャでやってたアルバムレコーディング風景も入れてくれまいか