《祝》ソラニン映画化!
浅野いにお作品は『ソラニン』しか持ってないってソレ、ファンじゃないじゃないと
言われたらそれまでですが。
☆『ソラニン』映画化、とてもとても楽しみ。
このニュースを聞いてから芽衣子をあおいちゃんで想像して読み直してみた。いいじゃん・・・不安材料皆無(お前何様)。
『メリケンサック』ではバンドのマネージャー役だったわけですが、彼女にギターを持たせ、歌わせたいと考えた人は全くもって偉い!グッジョブ!!
出演者はばっちり文句ないので(あ、個人的ファンな、ビリー役誰かな??これ心配)、あとはバンド、ロッチの歌い奏でる「ソラニン」という曲が映画でどんなものになるのかが肝かと。
それだけを確かめに映画館へ行こう。
☆『ボーイズ・オン・ザ・ラン』映画化情報続編。読みました今週のスピリッツ。あと花沢さんの新作もモチ!
↑この新連載、凄いですね。今の段階じゃちょっと何も言えねえって感じですが。展開、ど、どうなるの??
↑待ちに待った映画情報。見よ!峯田のタニシぶり(ださカワイイ。。。)
黒川さんはよくこの「ちはる」役を引き受けたなあ。ちはるは○ッチだのヨ○レだの何だの単行本の帯に書かれる位、
連載中から(主にたぶん男性読者に一致団結で)敵視されてきたキャラです。
彼女の壊れ具合は実は底が浅い。でも無自覚な毒をたくさん持っている。
結果(本篇終盤)、因果応報で身を滅ぼすことになる(って死ぬわけじゃないけど筆者から見捨てられる)。
その生き方、共感まったくできないけど、憎いかって言われるとそうでもない私。面白いとさえ思う(漫画だし)。
暗黒世界の嫌われ松子がちはるなのか。男を狂わす魔性っていうより、単なる子ども。
ちはるというキャラを描ける花沢さんの「女性を偶像化しない」冷たい筆運びは凄かった。
(漫画は連載中に主題が変わっていくものだから、最終的にはハナという女性が描かれて、ちはるの存在を軽々と超えます)
それにしても映画ってハナ(彼女こそ中身のある女)は重要視されてないみたい。
「(タニシとちはる)この二人が全身全霊をかけてぶつかりあい」ってことは・・・。
漫画の前半戦が、映画版の舞台かな。
なるほど。青山VSタニシの辺りね。
でもね。映画は映画で漫画は漫画だけど。漫画本編のラストの圧巻の展開(!)は、
ほんとにほんとに素晴らしかったよ・・・。
映画の話に戻ろう。
漫画『サユリ1号』で村上かつら氏が描こうとして最終的には失敗した現代のファムファタールの空洞性を
この映画で描けるかもしれない。期待している。
三浦さんエグイから。中身のない女「ちはる」をきっと冷淡に造形できる(はず)。秋まで待ってます。