本日水戸芸術館広場にて劇団唐組の『夕坂童子』を観てきた。

数年前から水戸公演で来てくれているのは知っていましたが、ようやく行けました。
夜七時開演ということで、あたりがすっかり冷えてきた頃に紅テント、開場!
はじめて観た紅テントに興奮する牛のような私です(笑)
靴を脱いで中にはいると人が密集するからか、暖かかった・・・。それはなんだかなつかしい暖かさで。

さて。内容を追うのは特に意味はないというか、やっぱ「何かわからんけど観てて
血がたぎる。おもしろいなあ
」という以外にちゃんとした感想は言えないでいる。
小首かしげて飼い主を待つ屈託のある顔のビクター犬が最高にかわいく、*1単なる小道具を超えた役者ぶり(会場も沸く)。
沸くと言ったらもう、唐さんが出てきたら皆、拍手!!

役者さんでいうと六郎役の稲荷さんが良かった。歌いいです。ずっと歌っていてもいいくらい。
六郎といえば読売での連載小説「朝顔男」読んだり読まなんだりしていたけどこれからはちゃんと読もう;反省。

最近芝居を観ると男優さんより女優さんばかり観ていた気がするわたしですが、本日は男優さんの演技をがつっと堪能致しました。
また来て欲しいです。

*1:土方 巽さんからいただいたものであると水戸芸術館学芸員さんのブログにありました。http://www.arttowermito.or.jp/blog/sakurai/